【砂上の】賃貸物件の探し方2【楼閣2】

2009-03-06 (金)
- 或る日常の風景

昨日ようやく赴任先が確定。
どう探せば良いのか未だにイメージは掴めないけど、時間は確実に過ぎ去っていく。もう3月なのです。

……これは、今まで実家暮らしだった筆者が周囲の先生方にアドバイスを貰いながら賃貸物件を探した、ドタバタな物件探しの見聞録です。

生まれて以来ずっと実家暮らしゆえ、賃貸の探し方はサッパリわからない。
しかし自分は全くの無知ではあるが周囲に「一人暮らしの達人」がたくさんいたのは幸いでした。

自分なりの条件

前回(【砂上の】賃貸物件の探し方【楼閣1】) 様々なアドバイスを頂戴し、そんな中で漠然と思い浮かべていた条件は下記でした。

  • マンションタイプ(RC構造)……木造とか、寒いのは嫌
  • 家賃は月収の3分の1以下……贅沢は敵
  • 職場まで自転車で通える距離……駅近にはこだわりません。しかし雨の日は職場までのバス必須。
  • 専有面積、目指せ20平米以上!……狭い牢獄は気が狂う
  • 風呂、トイレ別……ビジネスホテルの風呂とかあり得ない
  • スーパーが近くにある……できれば自炊をやってみたい。でも玉子焼きしか作れませんよ
  • 築10年以内……昭和30年築とか。軍艦島じゃあるまいし

贅沢でしょうか。よくわかりませんが。
物件については呆れるほど無知にも関わらず、せっぱ詰まってくるとRCとか専有面積とか言い出す不思議。

物件がない

困ったことにもう時間は残されていないのに、なかなか腰があがらない。元来の無精癖。

気が進まないまま、Yahoo!不動産で最寄り駅近辺の物件を検索してみるも、これが見事にヒットしない。もう3月。めぼしい物件はあらかた決まってしまったことを教えてくれた。

ここで隣にいた総相談役にして間取り・物件検討指導のishii社長が、
「とりあえずYahoo!不動産で近辺の不動産を調べて電話しろ。物件候補を選んでFAXしてもらえ」
私をせかす。

普段の重い腰も相まって
(明日休みだから駅近くの不動産屋を巡ってみるさ……)
など、のんびりしていたが、隣から「早くしろ、いますぐやれ」と発破をかけてくる男がいたので、しぶしぶ(※1)数件の不動産屋の名前と電話番号をピックアップした。

(※1)しぶしぶ……結果的に電話して大正解。これをやらなかったらどうなっていたか。

しかしこういうYahoo!不動産などに物件情報を掲載する不動産屋は有名チェーン店が多い。cactusさんのアドバイス「大手より地元不動産」の言葉を思い出し、ますます気が進まなかった。

やつらの対応は適当すぎる

電話で事情を説明して、前記の条件を伝えてFAXで送って貰うよう頼む。最寄り駅 2駅で2店ずつ電話したので合計4店。
ishii社長の「早く送れとせかさないと、やつら送ってくれないよ」の言葉通り、本当にやつらFAXを送ってきやしねぇ。こっちは今月中に入居したい旨を伝えているのに。そして電話対応もマチマチ。適当に対応しているかどうか声でわかった。

ようやく1軒目の不動産屋からFAXが届いた。
半ば胸躍らせながらFAXを見てみた。

…………………………。
マンションだって言ってんだろ!アパートとか送ってくんな!

客の話を聞いているか、聞いていないのか、かなり適当。しかし1件だけお眼鏡に叶う物件があった。
「駅近、ほぼ新築マンション、日当たり良好、間取り申し分なし」。ただし退去日は3月中旬。Google Street Viewで外観をチェックすると大通りから1本奥に入ったところにある。静かそうだ。

「今すぐ電話して、内覧できるか聞いてみろ」

ishii社長のアドバイスに従って、FAXに書いてあった会社に電話して担当を呼び出してもらう。

「申し訳ございません。スガワラは体調を崩して本日帰宅しました

はぁ?んなわけねーだろ。どれだけ容態急変してんだ。だが別にFAX送った本人でなくても良い。知っている人間ならば。

「申し訳ございません。その物件に関してはスガワラがメインでやっておりますので判りかねます」

なんだそれ。まったく客を舐めているとしか言いようがない。

名作ゲーム「たけしの挑戦状」が発売されたとき、あまりの難しさにメーカーに質問が殺到。質問の多さに辟易したメーカーが電話口で「担当者は死にました」と対応したという伝説のことを思い出していた。

不思議な縁

正直なところ最後に電話した不動産屋はまったく期待していなかった。
Googleで"最寄駅名"と"物件"で検索したら、たまたまサイトが表示されていたので電話してみただけだった。

担当者(女性)には、何件か物件をピックアップしてFAXで送れと伝えたのに「物件が見つからないので○○駅はどうか」とか「この条件ではどうだ」など何度も電話かけ直してきた。
最初はよっぽど扱っている物件数が少ないのだろうか、と電話がかかってくるたびにウンザリしていたものの、やがてそれが「真剣に客のことを考えてくれている」現れではないか、と思うようになった。

そこで"担当者が死んだ"ため、内覧できるか不明の超駅近新築物件を扱える(※2)か聞いてみた。

(※2)物件を扱える……物件にはどの不動産業者でも扱える「一般」と、家主と懇意にしている業者しか扱えない「専任」があります。

マンション名を告げただけで「……その物件ですよね。知ってますよ」と即答された。所在地を言わずしても通じるとところはさすが地元不動産。しかし次の言葉を聞いて驚愕。

「その物件は埋まっていますよ」
「……えっ?」
「もちろん空いていたらご紹介しようと思っていました。でも退去日が4月中旬となっておりますので……」

確かに105号室は4月中旬となっているが、102号室は3月中旬と書いてあったはず。そのことを説明すると102号室はすでに埋まっている、とのこと。

あの不動産屋はすでに埋まっている物件を紹介してきやがったのだ。そんな物件だったら俺でも見つけられるわ!

この瞬間、私はこの担当者に賭けてみようと思った。この人ならきっと良い物件を紹介してくれる。そう信じてみたくなった。

すったもんだの挙げ句。
その担当者が紹介してくれた物件は……希望していた駅の隣駅だったけれども、すごく良い物件(※3)だった。

(※3)すごく良い物件……間取り指導のishii社長曰く「すごくバランスが良い」とのこと。

交通
最寄り駅 徒歩22分、ターミナル最寄り駅 バス15分 徒歩2分
間取
1K
専有面積
24.79平米
構造、階数
RC造(4階建)、2階
築年月
2003年
賃料(共益費)
55,000円(4,000円)
敷金、礼金
1ヶ月、1ヶ月
主な設備
バス・トイレ別/陽当り良好/バルコニー/CATV/エアコン/オートロック/室内洗濯機置場/エレベーター/角部屋/駐輪場/閑静な住宅街/プロパンガス/ガスコンロ可
物件間取り fig.「バランスの良い間取り」by ishii社長

「今すぐ電話して内覧を申し込め!」
ishii社長の勢いにつられるように電話をして、凄く良い物件だと思うから内覧したいことを話した。
内覧は明後日の13時になった。

(つづく)

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