クリスマスを祝う

2013-12-24 (火)
- 或る日常の風景

毎度のことながら嫌な季節が近づいてきた。
なぜ顔も知らないオッサンごときの誕生日のために、こっちが気を揉まなければならないのか。
しかも誕生日の前日まで祝うとか……正気の沙汰じゃない。

最近では「クリぼっち」なんという言葉まで流行りだしている始末。
クリスマスにひとりぼっちだから「クリぼっち」だとか、なんとか。
てっきり任天堂の某メジャーゲームソフトの敵キャラが1人で特攻してくる様子を言っているのかと思ったぞ。

異動してきて1年も経っていないのに、生徒から「先生、クリぼっちでしょーw」とか言われる始末。
やかましいわ!

さて、そんな今年のクリスマスの過ごし方……。

クリスマス会

先日、児童養護施設のクリスマス会に参加してきた。
児童養護施設……ニュースで名前ぐらいは聞いたことがあるかと思いますが、 事情があって親元で育てられない子どもたちが集団生活を送っている施設が全国にはある。

経済的に苦しいとか、親が(精神も含めて)病気だとか、暴力を振るわれるとか、事情は様々。
ウチの学校にも児童養護施設から通っている生徒が何人かいます。前任校にもいた。
決して特殊なケースではない。

これまでの経験から、申し訳ないが児童養護施設から通ってくる子どもはどこか陰のある子が多い。
当然といえば当然だろう。必要な親の愛が満足に受けられていないのだから普通な訳がない。
ただ恥ずかしながら今まで児童養護施設という場所に行った事がなく、自分のクラスにはいないものの一度様子を見に行ってみたいという気持ちはありました。

クリスマス会では、養護施設の子どもたちがいくつかのチームに分かれ、手品やクイズ、踊りなどの出し物を披露とするというもの。
子どもたちの様子は、とても明るく賑やか。
普段学校では無口だったり、友人と接することが苦手な子どもたちも施設の子どもたち同士で笑ったり、はしゃいだり……
学校ではほとんど見せない明るい表情に、やはりここが彼らの家なんだな、子どもたち1人1人がホッとできる居場所なんだな、という思いがした。
4歳ぐらいの小さい男の子は、園長や施設の先生の肩に乗ったりしがみついたりと、とにかく甘えていた。

けれども。
子どもたちが大人のことを呼ぶときは「園長先生」「(職員の)○○さん」というように、あくまでも「大人」であって「親」ではない。
実の親に"捨てられた"という思いを持つ子どもたちも多い。「家」のようで「本当の家」ではない。精一杯大人に甘えながらも、どこか一線を引いてしまっている……。
そんな寂しさも感じた。

会がお開きになり席を立とうしたら、学年の男子生徒が「先生、もう帰るの?」と、一瞬寂しそうな目をしていたのがたまらなかった。
その子は親から暴力を振るわれ、自分から家を出て児童相談所に助けを求めて駆け込んだという話も聞く。
まだ12歳やそこらの子どもにそこまでの重荷を背負わせてしまっている……そんな親がたくさんいるのも事実。

この記事を読んでいる親御さんがいたら、お願いは一つだけ。
せめて自分の子どもだけは、どんなことがあっても愛してあげて欲しいし、捨てないで欲しいのです。

これまで「クリスマス憎し!」と思っていたものの、一時でも子どもたちの笑顔が見られるのなら。
クリスマスも悪くない……。そんな思いで家路に向かったのでした。

クリスマス・イブの過ごし方

クリスマス・イブに楽しそうに語らっている高校生カップルあたりを見ると、不思議と殺意が湧いてくる。
お前ら分かれろ!今すぐ分かれろ!いつ分かれるの?今でしょ!

こちらの怨念の呪文も街のクリスマス気分にかき消されてしまう。

12月からずっと少しずつ飾りつけ作業をしていた駅前のクリスマスツリーも完成。
きれいなものです。

クリスマスツリー fig.駅前のクリスマスツリー

なんでも本場アメリカではターキー(七面鳥)を食べて家族で祝うのだとか。

ところが何をトチ狂ったのか日本ではターキーが誤変換されてケンタッキーか。マシンが誤変換されてミシンになったようなものか(違
近所のケンタッキーはこの日が勝負とばかりに普段ではみない大勢の客。
そしてドライブスルー用に警備員3人も雇っていた。

そんな警備員の誘導に何をキレたのか、チキン買いに来た客が警備員に罵声を浴びせていた。
あのさぁ……今日はクリスマスだよ。こんな日にキレてどうすんの?しかも、あんたチキン買いに来たんだろ?イエスの御心にそむいてんじゃねーよw

……思わず失笑。

別にチキンならケンタッキーでなくてもよくね?
そんな思いがふとよぎり……

から揚げ fig.ターキーの代わりから揚げ

スーパーでから揚げを購入。別に骨がついていようが、いなかろうがチキンはチキン。
どうやら自分と同じ考えの人が多いようで、スーパーには普段の日にはないぐらい から揚げが並べてあった。

そしてクリスマスといえばなぜかケーキ。
普段は節制しているのでケーキなどの嗜好品は滅多に買わないのだが、今日は1年に1度のクリスマスだよ。 贅沢したっていいじゃん。

というわけで、

ショートケーキ fig.ちょっと量が多いかも

いちごのショートケーキをスーパーで購入。380円という値段に一瞬躊躇したものの、クリスマスだからと自分に言い聞かせて買った。
単身者には食べきれないかもと思ったが、何のことはない一瞬で食べきった。

これぞクリスマス。
もちろんあのオッサンの生誕を祝ったかって?

……そんなもん忘れてたわ!

コメント投稿

お名前
URL /
メールアドレス
(オプション)
コメント
今年の西暦

この記事のリンク用URL&トラックバックURL

http://xinn.mydns.jp/snapblog/diary/20131228_01.htm

archives & comments

Month

Comments