戦いの終わり(個人面接編)

2004-08-21 (土)
- 或る日常の風景/学級日誌

この文章は旧コンテンツSnapDiaryに載せようと思って下書きをしたものの、試験結果が不合格だったためボツにした原稿です。

反省の意味を込めて全文をそのまま載せます(人名の表記だけは変更しました)。読んでみるとその時は絶好の手応えだったことが判りますw

9時40分。前の人から順番に面接室に誘導されます。 名前を呼ばれて教室を出て行く姿は、まるで[受刑者が死刑執行人に名前を呼び出され、刑場に連れて行かれる]様。

この名前を呼ばれるのを待っている間の時間が耐えようもなくもどかしい。 バンジージャンプで名前をコールされるのを待つ気持ちと同じなのでしょうか。 この間1人でだんまりというのも耐え難いので、隣に座っていた男(変人教師候補と逆側に座っていた人)に話し掛けました。 その人も私と同じ中・高共通 理科(物理)志望の人でした。 いわば自分の直接のライバルに当たるわけですが、どうも自分としてはその人よりも反対側に座っている変人教師候補が落ちて欲しいとばかり願っていました。 その理科(物理)志望の人と「緊張しますよね」とか「この時間って軽い拷問ですよね」などと小声でボソボソと話しました(私語禁止なので、おおっぴらにしゃべれない)。

9時50分。ついに呼び出されました。 誘導係の女の人(←若く可愛らしい人で萌え)に連れられて面接室に連れて行かれました。 私が受験した会場では面接室が20教室ぐらいありました。 照明がついていない薄暗い廊下を誘導係の人に連れられて黙々と歩く。 その様はあたかも、神父に連れられて処刑場まで歩く受刑者そのもの。 第11面接室と書かれた教室の前に置いてある椅子に座るよう促されました。 座って静かに聞き耳を立てていると、今、面接中の人の話し声が聞こえきます。

面接官「…いま不登校とかいじめの問題がクローズアップされていますが、何が原因だと思いますか?」

受験生「…教師と生徒の信頼関係が希薄なのだと思います。もう少し教師の方から生徒に歩み寄って……」

面接官「あなたは先程○○とおっしゃいましたが、それについて(以下略)」

受験生「それは………つまり生徒との信頼関係が………」

面接官「面接票によると、あなたは○○をしているようですが(以下略)」

受験生「生徒との信頼関係を……」

をいをいをい。なんか聞いていれば、さっきから「信頼関係」という単語しか聞こえてこねぇーぞ。 う~む、緊張しているのか何も考えていないのか知らないけど、この受け答えはちょっと問題がありそうな気がします。自分ならもうちょっとマシな答えを返せそうな気がしてきたぞ。 ああ、だけどさすがに激しく緊張してきた。さっきから荒れ狂う心臓は心拍数20%増(当社比)。収まることを知りません。 心の中で「ダメでもともとよ、緊張する必要なし」と言い聞かせるが、さすがに2次試験まで進んだのは今回が初めてなので、このチャンスを逃してなるものかと思うと、否応なしに緊張します。

自分の順番が回ってきました。 心の中で「よしっ」を気合いを入れて、誘導係の人のOKサインを確認してから教室の扉を開けます。 面接官は3人。 便宜上私から見て左の方からおばちゃん(女)、司会者(男)、怖い人(男)と呼びます。 就職活動などで色々面接をしてきたけど、自慢じゃないけどこれまで面接試験は連戦連勝。(もっとも今回は初めての敗戦になるかもしれないけど……(´・ω・`)) 何か面接で自分が心がけていることを聞かれたら、自分は「面接する人を好きになること」を挙げます。 面接官を好きになれば、多少受け答えが変でも必ず好印象を持って貰えるから。 しかし、一番右に座っている怖い人を見た瞬間、警戒レーダーが反応。「こいつは危険だ」と。

着席すると司会者が面接試験の説明を始めました。

司会者「最初にあなたが作成した学習指導案を5分以内で説明して下さい。その後、学習指導案に関する質疑応答があります。 場合によってはその後、指定された場所の模擬授業をやってもらうことがあります。その後、面接票に関する質疑応答を行います」

……こんな内容だった気がします。最初は学習指導案について概略を説明。自分が作成した文章の説明は、普段会社で頻繁に行っているので慣れたものです。 全体を説明した後に詳細を説明するのが吉。

この後、学習指導案についての質疑応答。 特に突っ込んだことは聞かれなかったような気がします。 確か「この実験(作成した指導案には、最初に演示実験をすることになっていた)を行った結果、生徒がどのような反応を示すと思いますか」というようなことを聞かれました。

司会者「それでは、模擬授業を行って頂きます。え~っと……[まとめの所]をお願いします」

まとめΣΣ(゚д゚lll)!!

やられたぁ~。(;´д`)

(作成した指導案には、まとめの所には「これまで板書した文章を色チョークで囲むなどして生徒の記憶に残るようにする」とか言う超テキトーなことしか書いていなかった)

私「……まとめ………ですかδ(⌒~⌒ι)」

司会者「はい」

もう、しどろもどろ。 指導案を見る手がガタガタ震えて、全然押さえが効かないし。しかも[完全一人芝居]。 やりにくいことこの上ない。これは完敗です。

(模擬授業は5分たつと、チーンとベルを鳴らされて強制終了します)

司会者「引き続き、面接票からいくつか質問させて頂きます」

おばちゃん「まずは導入ということで、教員になろうとする志望動機をお願いします」

いっ!?ΣΣ(゚д゚lll)!!

自分ではこの段階ではすでに緊張していないつもりでしたが、もう頭の中真っ白。 おばちゃんは「緊張をほぐすために"みんな考えてきていること"をじゃべってもらおう」ぐらいの簡単な気持ちでいたのかもしれないけど、私にとっては[一番の難問]。

もちろん志望動機は、[女子高生と(*´Д`*)ハァハァしたいから]最近理科離れが………

もう頭の中は真っ白です。 しゃべりながら気付いたのですが、答えた内容が面接票に書いてある内容と微妙に違っています。しかし今さら訂正もできませんし…(T_T)

おばちゃんは優しい雰囲気で質問してくれましたが、怖い人はさすがに私のレーダーが反応しただけあります。 まぁ人の発言の揚げ足を取るわ取るわ………嵐のように突っ込んだ質問をしてきます。

怖い人「あなたは先程『教員は常識がない』とおっしゃいましたが、民間企業に入って今の会社と比べて教員の常識の無さについてどのように考えますか?」

などと、こっちがうっかり発言しようものなら一挙に集中砲火を浴びます。

質問の内容は面接票全体からされます。

「あなたは社会奉仕体験をけっこうなさっているようですが、その中でどれに一番力を入れましたか?」

社会奉仕体験の内容は結構いろいろ聞かれました。

  • 「卒業研究は○○となっていますが、今日の模擬授業はどうしてその事についてやらなかったのですか?」
  • 「あなたは現在企業で働いていらっしゃるようですが、どうして今の会社を辞めて教員になろうとしたのですか?」
  • 「今、勤めている会社の経験で指導に役立つことはありますか?」
  • 「最近カウンセリングという言葉が流行っていますが、それについてあなたは何か勉強されたりされましたか?」
  • 知っていますと答えると「具体的にどのようなもの?」
  • 「部活動で指導をするとしたら、何ができますか?」
  • 「不登校やいじめの問題が多発していますが、あなたはそれらの生徒を自信を持って指導できますか?」
  • 「学習指導案で生徒に実感しにくい『慣性の法則』ついて扱っていますが、これについて実験のネタはありますか?」

最後に前にY本先生から「これは多分聞かれると思う」と言われていた質問をやっぱりされました。

司会者「配属先希望をあなたは高校だけにしているようですが…」

それは[女子中学生でも良いけど、やっぱり女子高生の方が好きだから]中学校でも理科の面白さは伝えられるけど、より抽象的な内容で……(以下略)

司会者「採用時の勤務地はどこでもよいとされているようですが…」

自分「はい、[教育に場所は関係ないですから]」(←自分では殺し文句のつもり)

言ってしまいました。 これで新島や小笠原諸島も場合によってはあり得ます。 ま、インターネットができれば正直どこだって良いのですが…。 ……小笠原諸島ってADSLありましたっけ。

(集団活動編に続く)

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