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生命保険に気をつけろ

2013-05-13 (月)
- 素人思考

ここ数週間の話。
あまり多くの人には語っていなかったが、生命保険屋とあくなき攻防を繰り広げていた。

7年前に某保険会社のおばちゃん保険外交員から「新堂○人生」なる保険を勧められ、 よくよく調べてみたら約2,000万円支払ってもらえる保険金は100万円ちょっと(※70歳以上の場合。70歳未満は2,600万円)だったというクソ保険であることが判明し、 丁重にお断りして以来、生命保険にはあまり良い印象をもっていません。

そして今回異動により勤務先も変わり、新たに保険屋が襲来。
これが4月中旬。

以前の勤務先でお断りしたのですが……。といっても相手も歴戦の勇士。まぁ話を聞くだけでも、と断りきれず数回面談した。

7年前と保険の内容もずいぶん変わったようで、話を聞いてそんなに悪い話でもないと思ったので、生命保険を考えている人の参考になればと記録しておきます。 (結局、今回も断った)

掛け捨てと貯蓄タイプ

掛ける保険料は極力安く、万一の保障は厚く、そして損しない……われわれお客側としては理想な保険の形ですが、 こんな保険があったら生命保険会社は倒産してしまいます。まぁ、どこかにデメリットはあるよ、ってことで。

■掛け捨てタイプ

生命保険として一番基本でシンプルな形。
少ない掛け金で、万が一死んだとき(年齢制限あり)に莫大な保険金を手にできるものです。

今回提案されたのは、"65歳までに死んだら3,000万円受け取れる"というもの。
保険金は月々10,530円(更新なし)

7年前に勧められた新クソクソ人生は、月々13,464円で2,600万円(69歳まで)というもので、金額的にはそれほど変わらない気がしますが、 10年毎に契約更新となっていて、保険料が上がっていく仕組みでした。
最後まで払い込んだ場合、払った金額の合計は2,000万円を超えるという詐欺商品。今回は更新はないので、ずっと10,530円のまま。

ちょっとグラフにしてみた。

掛け捨てタイプの生命保険 fig.掛け捨てタイプの生命保険

とてもシンプルです。
65歳まで10,530円払い続けると、合計は530万円ぐらいでした(合計金額だけでも驚きますが)。
デメリットとしては当然掛け捨てなので65歳まで生き残れば、1銭も返ってきません。

「もし万が一のとき……残った人たちに…」
という考えで加入するものです。

■貯蓄タイプ

「掛け捨てはちょっと……」とゴネたため、貯蓄プランの保険ももってきた。
最近流行の「低解約返戻金型終身保険」と言われるもの。

同じ3,000万円でも掛け捨てとは違って年齢制限なしで、いつ死んでも3,000万円もらえる。
しかも65歳を超えて解約しても、払ったお金以上の金額が返ってくる。

こんなおいしい生命保険があるのか!

話を聞いても超胡散臭かったので、色々調べてみた。
まずグラフはこうだ。

貯蓄タイプの生命保険 fig.貯蓄タイプの生命保険

青線が死んだときにもらえる金額。掛け捨ては40年をすぎるとゼロになってしまうが、こっちはずっと続いている。
ピンクの線は払った合計金額。
黄緑色の線は途中で解約したときに返ってくる金額。30年までに解約すると損してしまうが、 30年以降に解約すると払った金額以上のお金が返ってくる(もちろん解約すれば3,000万円の保障はなくなる)。

(本当は生存給付金なる65歳以降は5年ごとに300万円くれるシステムがあるのだが、面倒くさいので保証金と解約返戻金に組み込んである)

このグラフだけ見ると、保険会社は損をするしかなさそうだ。 ……やはり話がうまく出来すぎている。

友人おおたさんによれば、保険会社は払い込まれたお金を投資して運用。得た利益から社員の給料など経費やら会社の利益を差し引いて 残りを顧客(われわれのこと)の払込保険料に上乗せしているとのこと。

今回営業された保険会社の運用利率は1.1%(最低保証)。
銀行の金利に比べたらはるかに高い。

デメリットは……

月々の保険料が73,500円

そしてこの金額を約30年払い続けなければならないこと。

今回断った理由……

■掛け捨てタイプ

お金を残す人が誰もいないから。

子どもいないし、それ以前に独り身だし。予定もないし。
葬式代ぐらいはある。掛け捨てイラネ!

保険外交員は死亡しなくても、高度障害状態(全身・半身マヒや失明など)になっても保険金は下ります。
そしたら生きていても仕事できないし、お金に困るでしょう~。と言っていましたが……。

ちなみに65歳までに死亡する確率は約8%ぐらい。そのうち死亡せずに高度障害状態になる確率は10%ぐらいらしい。
8%中のさらに10%の確率に賭けますか?

いまは必要性を感じませんでした。

■貯蓄タイプ

今のうちに加入しておいて、30年過ぎてやっぱり解約するか、と考え直しても良いと思った。
が…

やっぱり月の保険料73,500円ですかね……。マンションのローンを払うようなもの。
そして本当に形も残らないものに30年も払い続けられるのか、という不安。
運用利率1.1%(最低保証)なら他の保険会社でもっと利率の良い保険商品があったり、 国債でも買ったほうがいいんじゃないか、と考えた。国債なら10年間だし。

……と、いうようなことを保険外交員に説明した。
それでも、しつこく「じゃぁ、このプランはどうですか?」など繰り出してくる。そしてそれのどれもが掛け捨てのが組み込まれている。

だーかーらー。掛け捨ては興味ないって言ってるだろうが!

生命保険は外交員の勧めに考えなしに契約せずに、万一のリスクと残された者のことを考えて契約したほうがよろしいかと……。

個人的には子どもがいても、65歳の段階で子どもが独立している年齢のようでしたら掛け捨ても不要かと思いますけど。

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